画面の向こう側へ
「清涼感」「透明感」と評されるたたずまい。まるで視る人の心が清められるよう。
圧倒的な存在感を放つ當真だが・・・
「学校で目立ったりはしてなかったです」
中学2年生の時、地元沖縄でスカウトされたものの・・・
「(芸能界への興味は)最初は全然なく、自分とは全く違う世界だと思っていました。習い事(バイオリン・ピアノ)や部活(硬式テニス)もやっていたのでテレビを視る時間もあまりなく、芸能界は“画面の向こう側と感じていました」
「将来はリハビリの手伝いやマッサージをする理学療法士になりたいと、なんとなく思っていました」
「けれど、声を掛けていただいてお話をお聞きしたり、事務所を見学させていただいて、少しづつ興味を持ち始めるようになりました」
考えた末・・・
「こんなチャンスが次いつ来るかわからない」
當真は画面の向こう側に飛び込んだ。
2021年7月 デビューはCM。リクルートが14年ぶりに制作したものだった。
「ベランダで、悩んでいるときドローンが背中にぶつか(り)、それに背中を押してもらい希望が見えた感じを表現してほしいといわれました。やりたいことを見つける前の自分、もっと楽しいことをしたいと考えていた時の自分を思い出して演じました」
2022年1月 TBS系金曜ドラマ「妻、小学生になる。」でドラマ初出演
番組プロデューサーによると、當真の起用理由はーーーーー
「堂々とした振る舞いや佇まいで、我々を強引に引き寄せる不思議な魅力を感じた」
出演した當真はーーーーー
「連続ドラマに出ることはもっと先のことだと思っていたので、決まったと聞いた時は本当にうれしかったです」
「皆さんテレビでよく見る方ばかりだったので、そんなすごい俳優さんたちの中に入って演技をする(ので)すごく緊張しました」
デビューから、まだ1年弱。それまでは普通の中学生だったが・・・
「いろいろなことが起きすぎて、そこまで実感はないです。友達も家族も接し方は変わったりしていないし、自分も普通に過ごしています」
さわやか少女の幸せyoutu.be
2022年4月 「カルピスウォーター」14代目テレビCMキャラクターに起用される。過去には長澤まさみ・永野芽郁らが務めた「さわやか少女」の代名詞。
CMは<10代の日常にある幸せ>を表現したもの。
當真本人の場合は・・・・・
「学校で友達とたわいない会話をして、何も考えずに笑っているときが一番幸せだなって思います」
當真あみの名前と顔が全国に知られる転機となるものになる。
快進撃はここから・・・・・
(続く)