他人の空似!?
本稿では永瀬莉子を取り上げる。
令和美少女データベースでは#4で(名字の無い芸名の)莉子さんを掲載した。
ふたりは別人である。ところが・・・・・
厄介なことに二人はよく似ているのだ。まず、雑誌モデルとしての経歴。莉子さんが雑誌ポップティーンの元モデルなのに対し、永瀬(莉子)さんはそのライバル誌であるセブンティーンのモデルだった。モデルとしての活躍期間も重なる。しかも同年代。
さらに、ルックスまでもよく似ているのだ!!
これは「他人の空似」とでも言うのだろうか?
余談はさておき、本編に入る。
夜の東京タワーで仕事モードに・・・
デビューのきっかけは、やはりスカウト。小学生の時だった。
その時は中学受験を控えていたため断ったものの、芸能界に関心を抱くようになる。
中学入学後、そのエピソードを覚えていた永瀬の父親が現在の事務所あてにプロフィールを送ったのが縁となる。
実家のある広島と東京都を往復する生活が数年続いた。
「夜の東京タワーが好きで、東京に来たんだと実感が湧くと同時に『お仕事頑張ろう』と背筋がピンと伸びた」
2018年8月 永瀬は「ミスセブンティーン2018」6名のひとりに選ばれる。
念願の「セブモ(雑誌「セブンティーン」のモデル)」デビューだ。
永瀬にはモデルと女優という「二刀流」の路が待っていた。
翌2019年初頭、フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作「ココア」でテレビドラマ初出演。主人公である3人の女子高生役を務めたのは、永瀬のほか同じく「セブモ」の出口夏希、「ニコモ(「セブンティーン」の競合誌「二コラ」のモデル)」南沙良。作品を書いたのが当時14歳の女子中学生ということもあり、話題を呼んだ。
同年5月フジテレビ系ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」で地上波連続ドラマ初出演。
欲しいものはチャンス
永瀬と同じ年代の女優ならばよくあることではあるが・・・。
永瀬は求められたのはピュアで多感、少し背伸びした女の子としての芝居。
同年8月に東海テレビ(フジテレビ)系で放送されたオトナの土ドラ「それぞれの断崖」では“普通の女子高生”を演ずることを心がけたという。
これ以降、恋愛にまっすぐで少し不器用な女の子、1型糖尿病と向き合う患者など年齢相応の葛藤を抱える役が続く。こうした一つひとつの仕事に、永瀬はただがむしゃらに取り組んだ。NHK連続テレビ小説に出たい、そのためにはすべてがチャンスだと思うからだ。
「セブモ」の仲間たちの存在も大きな刺激だった。
セブンティーンは我が家
だが、約6年間務めてきた「セブモ」をついに卒業する時が来る。
2024年8月発売の「セブンティーン」夏号
卒業にあたり永瀬はこんなメッセージを出す
「(セブンティーンは)右も左も分からなかった当時の私が、自分を知って見つけることができた場所。青春が詰まった大好きなホーム(我が家)です」
「セブモ」を巣立った永瀬。いま、第二の青春真っ只中だ・・・。